賃金
仕事の対価としてもらう賃金。
この賃金にもいろいろな差が出てきます。
最低賃金引き上げ率
生きていくうえで必要不可欠なものといえば、その一つがお金でしょう。
いくらお金はそれほどいらないと強がってみても、1円も持たずに生きていくことは非常に困難だと思います。
現代社会においてはなくてはならないものの一つですね。
そうして賃金には最低賃金時間額というものが定められており、この賃金未満で労働させることは禁止されています。
この最低賃金時間額というのは毎年調整されており、基本は毎年引き上げられているものとなっています。
都道府県別最低賃金引き上げ率
最低賃金時間額は、47都道府県それぞれに額が決定されており、独自に賃金が定められています。
全国一律で設定されているわけではないので、毎年の引き上げ率というのも各都道府県ごとに違っています。
大きく引き上げられることもあれば、そうでないところも存在するのです。
そこで今回は都道府県別の最低賃金引き上げ率を高い方から順にランキング形式で見ていきたいと思います。
ランキングを作成するにあたり都道府県ごとの最低賃金引き上げ率が必要となりますが、厚生労働省で公表されている最低賃金引き上げ率を参考にしています。
今回は令和6年（2024年）10月のデータです。
都道府県別最低賃金引き上げ率が高いランキング（令和6年10月）
それではランキングです。
| 順位 | 都道府県名 | 引上げ率 【％】 |
| 1 | 徳島 | 9.4 |
| 2 | 岩手 | 6.6 |
| 2 | 愛媛 | 6.6 |
| 4 | 島根 | 6.4 |
| 5 | 鳥取 | 6.3 |
| 5 | 沖縄 | 6.3 |
| 7 | 佐賀 | 6.2 |
| 7 | 鹿児島 | 6.2 |
| 9 | 青森 | 6.1 |
| 9 | 山形 | 6.1 |
| 9 | 福島 | 6.1 |
| 9 | 高知 | 6.1 |
| 9 | 長崎 | 6.1 |
| 9 | 大分 | 6.1 |
| 9 | 宮崎 | 6.1 |
| 16 | 秋田 | 6.0 |
| 16 | 熊本 | 6.0 |
| 18 | 新潟 | 5.8 |
| 19 | 福井 | 5.7 |
| 19 | 香川 | 5.7 |
| 21 | 茨城 | 5.5 |
| 21 | 石川 | 5.5 |
| 21 | 和歌山 | 5.5 |
| 21 | 山口 | 5.5 |
| 25 | 宮城 | 5.4 |
| 25 | 群馬 | 5.4 |
| 25 | 岐阜 | 5.4 |
| 25 | 岡山 | 5.4 |
| 25 | 福岡 | 5.4 |
| 30 | 富山 | 5.3 |
| 30 | 山梨 | 5.3 |
| 30 | 長野 | 5.3 |
| 30 | 奈良 | 5.3 |
| 34 | 北海道 | 5.2 |
| 34 | 栃木 | 5.2 |
| 34 | 滋賀 | 5.2 |
| 34 | 広島 | 5.2 |
| 38 | 静岡 | 5.1 |
| 38 | 三重 | 5.1 |
| 38 | 兵庫 | 5.1 |
| 41 | 京都 | 5.0 |
| 42 | 埼玉 | 4.9 |
| 42 | 千葉 | 4.9 |
| 42 | 愛知 | 4.9 |
| 45 | 大阪 | 4.7 |
| 46 | 東京 | 4.5 |
| 46 | 神奈川 | 4.5 |
というランキングとなりました。
ランキング1位は徳島県
都道府県別最低賃金引き上げ率が高いランキング（令和6年10月）1位となったのは、徳島県となりました。
最低賃金引き上げ率は9.4%。
2位に約3%の差をつけて大差での1位となりました。
これはかなりの数字。
ランキング2位には岩手県と愛媛県がランクイン。
最低賃金引き上げ率はそれぞれ6.6%となっています。
最低賃金のランキング色々
令和5年
・【経済／最低賃金】都道府県別最低賃金時間額ランキング（令和5年10月）
・【経済／最低賃金】都道府県別最低賃金時間額が低いランキング（令和5年10月）
・【経済／最低賃金】都道府県別最低賃金引上げ率ランキング（令和5年10月）
・【経済／最低賃金】都道府県別最低賃金引上げ率が低いランキング（令和5年10月）
令和6年
・【経済／最低賃金】都道府県別最低賃金時間額が高いランキング（令和6年10月）
・【経済／最低賃金】都道府県別最低賃金時間額が低いランキング（令和6年10月）
コメント