発電所
現代社会に欠かせない電気。
その電気を作っているのが、発電所ですね。
地熱発電所
発電所と言っても、様々なタイプの発電所が存在しています。
それぞれにそれぞれの特徴があり、利点もあれば欠点も。
その発電所の一つには「地熱発電所」という発電所もあります。
こちらの発電所は自然エネルギー系の発電所となっており、地面の熱である地熱を利用した発電所。
そうした背景があるので、設置場所がどこでもいいというものではありません。
地熱が高い所でないとならないので、設置場所が限定されるというのが特徴的。
設置場所によって発電効率なんかも変わってくる発電所のようですね。
都道府県別発電所数
そんな地熱発電所は、設置場所が限られる発電所でもありますので設置場所に偏りも出てきます。
どうせ設置するなら効率のいい所に設置したいというのは当たり前ですからね。
そうした地形の利点が多い所に多く設置されている地熱発電所。
都道府県別に見てみても、均一ではありませんし存在しないという都道府県さえあります。
そこで今回は都道府県別の地熱発電所設置数をランキング形式で見ていきたいと思います。
一体どんな都道府県に地熱発電所が多くなっているのでしょうか。
都道府県別地熱発電所の数ランキング
それではランキングです。
順位 | 都道府県 | 発電所数 |
1 | 大分県 | 8 |
2 | 秋田県 | 4 |
2 | 鹿児島県 | 4 |
4 | 岩手県 | 3 |
5 | 熊本県 | 2 |
6 | 北海道 | 1 |
6 | 宮城県 | 1 |
6 | 福島県 | 1 |
6 | 岐阜県 | 1 |
というランキングとなりました。
ランキング1位となったのは大分県
都道府県別地熱発電所の数ランキング1位となったのは、大分県となりました。
地熱発電所の数は8つ。
2位には倍の差を付けての大差の1位といった感じになっています。
大分県は温泉でも有名だったりしますが、それも関連しているのかもしれませんね。
ランキング2位となったのは、秋田県と鹿児島県がランクイン。
地熱発電所の数は4つずつ。
1位の大分県の半分という数になりましたが、それでも2位にランクインです。
それ程数が多いという発電所ではありませんね。
全国の地熱発電所
最後に全国にある地熱発電所を見て終わろうと思います。
発電所名 | 都道府県 | 設備容量 (kW) |
運転開始日 |
森発電所 | 北海道 | 25,000 | 1982年11月26日 |
松川地熱発電所 | 岩手県 | 23,500 | 1966年10月8日 |
松尾八幡平地熱発電所 | 岩手県 | 7,499 | 2019年1月29日 |
葛根田地熱発電所 | 岩手県 | 30,000 | 1996年3月1日 |
大沼地熱発電所 | 秋田県 | 10,000 | 1974年6月17日 |
澄川地熱発電所 | 秋田県 | 50,000 | 1995年3月2日 |
上の岱地熱発電所 | 秋田県 | 28,800 | 1994年3月4日 |
山葵沢地熱発電所 | 秋田県 | 46,199 | 2019年5月20日 |
鬼首地熱発電所 | 宮城県 | 14,900 | 2023年4月2日 |
柳津西山地熱春伝書 | 福島県 | 30,000 | 1995年5月25日 |
奥飛騨温泉郷中尾地熱発電所 | 岐阜県 | 1,998 | 2022年12月1日 |
わいた地熱発電所 | 熊本県 | 1,995 | 2015年6月16日 |
南阿蘇湯の谷地熱発電所 | 熊本県 | 2,168 | 2023年3月3日 |
杉乃井地熱発電所 | 大分県 | 1,900 | 2006年4月1日 |
滝上発電所 | 大分県 | 27,500 | 1996年11月1日 |
滝上バイナリー発電所 | 大分県 | 5,050 | 2017年3月1日 |
大岳発電所 | 大分県 | 13,700 | 2020年10月5日 |
八丁原発電所 | 大分県 | 55,000 | 1977年6月24日 |
八丁原発電所 | 大分県 | 55,000 | 1990年6月22日 |
八丁原発電所 | 大分県 | 2,000 | 2006年4月1日 |
菅原バイナリー発電所 | 大分県 | 5,000 | 2015年6月29日 |
大霧発電所 | 鹿児島県 | 30,000 | 1996年3月1日 |
山川発電所 | 鹿児島県 | 30,000 | 1995年3月1日 |
山川バイナリー発電所 | 鹿児島県 | 4,990 | 2018年2月23日 |
メディポリス指宿発電所 | 鹿児島県 | 1,580 | 2015年2月18日 |
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