【日本/国民栄誉賞】ジャンル別国民栄誉賞受賞回数ランキング

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日本の賞

日本国では、様々な功績や実績を残している個人や団体を表することがあります。

こうしたものも名誉でありますね。

 

国民栄誉賞

広く国民に知られている賞として、国民栄誉賞があります。

日本国旗

国民栄誉賞の表彰目的として、内閣府では

この表彰は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることを目的とする。

と定義しています。

こうした理由から国民栄誉賞は設置されているものであり、時折国民栄誉賞として表彰されることがあります。

表彰者は内閣総理大臣とされており、時の内閣総理大臣が授与することでも知られていますね。

 

ジャンル別受賞者

国民栄誉賞は特定ジャンルの表彰ばかりではなく、幅広く色んな業界の人物や団体を表彰するものでであります。

そんな性質がありますので、様々な業界から受賞者が生まれているんですよね。

そしてそうなってくると、多い業界とそうでない業界が出てきます。

今回は国民栄誉賞を受賞した受賞数を、ジャンル別にランキング形式で見て行きたいと思います。

どんなジャンル(業界)から多く国民栄誉賞を受賞しているんでしょうか。



ジャンル別国民栄誉賞受賞回数ランキング

それではランキングです。

※敬称略

順位 ジャンル 受賞回数 受賞者
1 野球 4 王 貞治
衣笠 祥雄
長嶋 茂雄
松井 秀喜
1 作曲家 4 古賀 政男
服部 良一
吉田 正
遠藤 実
1 俳優 4 長谷川 一夫
渥美 清
森 光子
森繁 久彌
4 歌手 2 美空 ひばり
藤山 一郎
4 相撲 2 千代の富士 貢
大鵬 幸喜
4 レスリング 2 吉田 沙保里
伊調 馨
7 冒険家 1 植村 直己
7 柔道 1 山下 泰裕
7 映画監督 1 黒沢 明
7 マラソン 1 高橋 尚子
7 サッカー 1 2011W杯女子日本代表
7 将棋棋士 1 羽生 善治
7 囲碁棋士 1 井山 裕太
7 スケート 1 羽生 結弦
7 テニス 1 国枝 慎吾

 

というランキングとなりました。

 

ランキング1位となったのは野球、作曲家、俳優

ジャンル別国民栄誉賞受賞回数ランキング1位となったのは、野球、作曲家、俳優となりました。

いずれも受賞回数は4回となっており、功績を残された方々がランクイン。

同じような業界から選出されるのはあるあるで、こうしてランキングを見てみると多いところもあれば少ないところもあったり。

全くないようなジャンルもありますので、選定基準はどうなっているんだ?と思われるところ。

国民栄誉賞に関しては、明確な選出基準がありません。

こうしたところが議論を呼ぶことになることもあり、もっと素晴らしい実績がある人がなぜ選ばれない?といった議論も度々起こっています。



国民栄誉賞受賞者一覧

ここで、国民栄誉賞受賞者一覧を見てみましょう。

※敬称略

受賞者 ジャンル 受賞年 受賞時年齢
王 貞治 野球 1977年9月5日 37
古賀 政男 作曲家 1978年8月4日 没後(73没)
長谷川 一夫 俳優 1984年4月19日 没後(76没)
植村 直己 冒険家 1984年4月19日 没後(43没)
山下 泰裕 柔道 1984年10月9日 27
衣笠 祥雄 野球 1987年6月22日 40
美空 ひばり 歌手 1989年7月6日 没後(52没)
千代の富士 貢 相撲 1989年9月29日 34
藤山 一郎 歌手 1992年5月28日 81
長谷川 町子 漫画家 1992年7月28日 没後(72没)
服部 良一 作曲家 1993年2月26日 没後(85没)
渥美 清 俳優 1996年9月3日 没後(68没)
吉田 正 作曲家 1998年7月7日 没後(77没)
黒沢 明 映画監督 1998年10月1日 没後(88没)
高橋 尚子 マラソン 2000年10月30日 28
遠藤 実 作曲家 2009年1月23日 没後(76没)
森 光子 俳優 2009年7月1日 89
森繁 久彌 俳優 2009年12月22日 没後(96没)
2011W杯女子日本代表 サッカー 2011年8月18日
吉田 沙保里 レスリング 2012年11月7日 30
大鵬 幸喜 相撲 2013年2月25日 没後(72没)
長嶋 茂雄 野球 2013年5月5日 77
松井 秀喜 野球 2013年5月5日 38
伊調 馨 レスリング 2016年10月20日 32
羽生 善治 将棋棋士 2018年2月13日 47
井山 裕太 囲碁棋士 2018年2月13日 28
羽生 結弦 スケート 2018年7月2日 23
国枝 慎吾 テニス 2023年3月17日 39



国民栄誉賞辞退者

国民栄誉賞は打診があって受賞することになる賞となっています。

しかし、この国民栄誉賞の打診があったものの、辞退してしまった方々も。

そうした方々にどんな方がいるのかも見てみます。

※敬称略

辞退者 ジャンル 打診年
福本 豊 野球 1983年
古関 裕而 作曲家 1989年
イチロー 野球 2001年
2004年
2019年
大谷 翔平 野球 2021年

これ以外にも辞退者がいるのかもしれませんが、こうしたことは明るみに出ないケースもありそうです。

 

野球選手多すぎ問題

最初のランキングでは野球、俳優、作曲家が同数で1位となっていました。

しかし、辞退者が仮に受賞したとして見てみると、野球選手が7名となり突出して多くなってしまいます。

こうしたこともいろいろと議論を呼ぶところになっていますね。

「野球に甘くないか?」と言われてしまう所以です。

不滅の記録を作った、世界一になった。

こうしたことは分かりやすくていいですが、同じように世界一になっても受賞できていない選手(業界)がたくさんあります。

前人未到の記録は色んな業界にあり、それを達成している日本人もいらっしゃる中で、受賞できる/できないの幅がかなりあって不公平感を感じている人もいるようです。

線引きがグレーなので、全員が納得とはそもそもいかない賞でもありますね。

 

国民栄誉賞のランキング色々

・【日本/国民栄誉賞】国民栄誉賞受賞時年齢若い順ランキング

・【日本/国民栄誉賞】国民栄誉賞受賞時年齢高齢ランキング

・【日本/賞/総理】内閣総理大臣別国民栄誉賞授与数ランキング

・【日本/国民栄誉賞】都道府県別国民栄誉賞受賞者輩出数ランキング



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