音楽
古くから楽しまれてきた音楽。
現代となってもそれは変わりません。
日本作詩大賞
音楽には様々な賞がつきもの。
テレビで放映されているような賞もあるので、そうしたものがあるということはご存じの方も多いことでしょう。
賞ごとに何を表彰しているのかも変わってきており、その成り立ちも様々。
その中の一つには「日本作詩大賞」という賞も。
こちらは読んで字のごとくといった感じもしますが、音楽の歌に乗せられている歌詞に注目した賞。
毎年開催されている賞となっていますが、優れた作詩に対して贈られる賞の一つとなっていますね。
主催しているのは日本作詩家協会です。
作詩家別大賞受賞回数
歌の場合、作るには2つの工程があります。
一つは音楽(メロディ)を作る工程。
そしてもう一つが歌詞を作る工程です。
歌詞を作る人を作詩家といったりもしますよね。
曲と同じように歌詞にも作詩をしている人がおり、普段はそれほど注目されることはありませんがこうした作詩家の存在も忘れてはなりません。
メッセージ性の強い歌詞もあったりします。
そこで今回は歴代日本作詩大賞作詩家別大賞受賞回数をランキング形式で見ていきたいと思います。
一体どんな作詩家さんがランクインしているのでしょうか。
歴代日本作詩大賞作詩家別大賞受賞回数ランキング
それではランキングです。
※敬称略
順位 | 作詩家 | 受賞回数 |
1 | 阿久 悠 | 8 |
2 | 星野 哲郎 | 3 |
2 | 吉岡 治 | 3 |
2 | 中山 大三郎 | 3 |
5 | 石本 美由起 | 2 |
5 | なかにし 礼 | 2 |
5 | 池田 充男 | 2 |
5 | 松井 由利夫 | 2 |
5 | 水木 れいじ | 2 |
10 | 川内 康範 | 1 |
10 | 藤田 まさと | 1 |
10 | 西沢 爽 | 1 |
10 | 千家 和也 | 1 |
10 | 小椋 佳 | 1 |
10 | 星間 船一 | 1 |
10 | 阿木 燿子 | 1 |
10 | 松本 隆 | 1 |
10 | 里村 龍一 | 1 |
10 | 三浦 康照 | 1 |
10 | 麻 こよみ | 1 |
10 | 市川 睦月 | 1 |
10 | 荒木 とよひさ | 1 |
10 | 山口 洋子 | 1 |
10 | たかたかし | 1 |
10 | 木下 龍太郎 | 1 |
10 | 秋元 康 | 1 |
10 | 山上 路夫 | 1 |
10 | レーモンド松屋 | 1 |
10 | 仁井谷 俊也 | 1 |
10 | 久仁 京介 | 1 |
10 | 田久保 真見 | 1 |
10 | 喜多條 忠 | 1 |
10 | 万城 たかし | 1 |
10 | 松岡 弘一 | 1 |
10 | 吉田 旺 | 1 |
10 | 幸 耕平 | 1 |
10 | 松尾 潔 | 1 |
10 | いではく | 1 |
というランキングとなりました。
ランキング1位となったのは阿久悠氏
歴代日本作詩大賞作詩家別大賞受賞回数ランキング1位となったのは、阿久悠氏となりました。
大賞受賞回数は8回。
2位に大きく差を付けて大差の1位です。
2倍以上の差がついていますね。
ランキング2位となったのは、星野哲郎氏、吉岡治氏、中山大三郎氏。
いずれも3回受賞しています。
そもそも複数回受賞している方は少ない賞となっていますね。
歴代受賞者
最後に歴代日本作詩大賞大賞受賞者を見て終わろうと思います。
回 | 開催年 | 受賞曲 | 作詩 | 歌手 |
第1回 | 1968年 | いつでも君は | 星野 哲郎 | 水前寺 清子 |
第2回 | 1969年 | 花と蝶 | 川内 康範 | 森 進一 |
第3回 | 1970年 | 恋ひとすじ | 藤田 まさと | 森 進一 |
第4回 | 1971年 | おんなの朝 | 西沢 爽 | 美川 憲一 |
第5回 | 1972年 | 終着駅 | 千家 和也 | 奥村 チヨ |
第6回 | 1973年 | おんなの海峡 | 石本 美由起 | 都 はるみ |
第7回 | 1974年 | さらば友よ | 阿久 悠 | 森 進一 |
第8回 | 1975年 | シクラメンのかほり | 小椋 佳 | 布施 明 |
第9回 | 1976年 | 北の宿から | 阿久 悠 | 都 はるみ |
第10回 | 1977年 | 勝手にしやがれ | 阿久 悠 | 沢田 研二 |
第11回 | 1978年 | 青葉城恋唄 | 星間 船一 | さとう 宗幸 |
第12回 | 1979年 | 魅せられて | 阿木 燿子 | ジュディ・オング |
第13回 | 1980年 | 大阪しぐれ | 吉岡 治 | 都 はるみ |
第14回 | 1981年 | もしもピアノが弾けたなら | 阿久 悠 | 西田 敏行 |
第15回 | 1982年 | 契り | 阿久 悠 | 五木 ひろし |
第16回 | 1983年 | 冬のリヴィエラ | 松本 隆 | 森 進一 |
第17回 | 1984年 | 北の螢 | 阿久 悠 | 森 進一 |
第18回 | 1985年 | 望郷じょんから | 里村 龍一 | 細川 たかし |
第19回 | 1986年 | ゆうすげの恋 | 中山 大三郎 | 森 進一 |
第20回 | 1987年 | 人生いろいろ | 中山 大三郎 | 島倉 千代子 |
第21回 | 1988年 | 港の五番町 | 阿久 悠 | 五木 ひろし |
第22回 | 1989年 | 風の盆恋歌 | なかにし 礼 | 石川 さゆり |
第23回 | 1990年 | うたかた | 吉岡 治 | 石川 さゆり |
第24回 | 1991年 | 北の大地 | 星野 哲郎 | 北島 三郎 |
第25回 | 1992年 | 酒場ひとり | 石本 美由起 | 中村 美津子 |
第26回 | 1993年 | むらさき雨情 | 三浦 康照 | 藤 あや子 |
第27回 | 1994年 | 蒼月 | 麻 こよみ | 長山 洋子 |
第28回 | 1995年 | 桃と林檎の物語 | 市川 睦月 | 美山 純子 |
第29回 | 1996年 | 珍島物語 | 中山 大三郎 | 天童 よしみ |
第30回 | 1997年 | 人形(おもちゃ) | 荒木 とよひさ | 香西 かおり |
第31回 | 1998年 | アメリカ橋 | 山口 洋子 | 山川 豊 |
第32回 | 1999年 | 旅路の花 | 池田 充男 | 服部 浩子 |
第33回 | 2000年 | 箱根八里の半次郎 | 松井 由利夫 | 氷川 きよし |
第34回 | 2001年 | 凛として | たかたかし | 坂本 冬美 |
第35回 | 2002年 | 傘ん中 | 阿久 悠 | 五木 ひろし |
第36回 | 2003年 | おんなの一生~汗の花~ | 吉岡 治 | 川中 美幸 |
第37回 | 2004年 | 釧路湿原 | 木下 龍太郎 | 水森 かおり |
第38回 | 2005年 | 大器晩成 | 星野 哲郎 | 島津 亜矢 |
第39回 | 2006年 | 最北航路 | 池田 充男 | 香西 かおり |
第40回 | 2007年 | だんじり | 松井 由利夫 | 中村 美津子 |
第41回 | 2008年 | 海雪 | 秋元 康 | ジェロ |
第42回 | 2009年 | ときめきのルンバ | 水木 れいじ | 氷川 きよし |
第43回 | 2010年 | 人生みちづれ | 水木 れいじ | 天童 よしみ |
第44回 | 2011年 | いくたびの櫻 | 山上 路夫 | ふくい 舞 |
第45回 | 2012年 | 櫻 | なかにし 礼 | 氷川 きよし |
第46回 | 2013年 | 博多ア・ラ・モード | レーモンド松屋 | 五木 ひろし |
第47回 | 2014年 | ちょいときまぐれ渡り鳥 | 仁井谷 俊也 | 氷川 きよし |
第48回 | 2015年 | 独楽 | 久仁 京介 | 島津 亜矢 |
第49回 | 2016年 | 空蝉の家 | 田久保 真見 | 堀内 孝雄 |
第50回 | 2017年 | 肱川 あらし | 喜多條 忠 | 伍代 夏子 |
第51回 | 2018年 | 天竜流し | 万城 たかし | 福田 こうへい |
第52回 | 2019年 | 最上の船頭 | 松岡 弘一 | 氷川 きよし |
第53回 | 2020年 | なごり歌 | 吉田 旺 | 市川 由紀乃 |
第54回 | 2021年 | 君がそばにいるから | 幸 耕平 | 純烈 |
第55回 | 2022年 | 帰郷 | 松尾 潔 | 天童 よしみ |
第56回 | 2023年 | 北海港節 | いではく | 三山 ひろし |
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