気象
日本には色んな気象条件があります。
北海道から沖縄まで、その気象も様々ですね。
雨
色んな気象条件がある日本ですが、その中でも今回注目していきたいのは「雨」であります。
普段から天候の一つとしてよく降ることがある雨。
北海道から沖縄まで、日本では雨が降ることは珍しくありません。
冬時期は場所により雪に変わったりもしますが、雨は全国的にみられますね。
そんな雨は、日頃から当たり前のように存在する天気の一つでありまして。
強い雨が降ることもあれば、弱い雨が降ることもあります。
最大日降水量
雨が強い日というのは、外に出るのは嫌だな~なんて思ったり、出掛けたくないな~と思ったりするもの。
仕事や学校なら行かなくてはならないことも多いですが・・・。
今回はその雨の強さ。
とりわけ強い「日」に注目したランキングを見ていこうと思います。
過去に1日に最大どのくらいの降水量があったことがあるのか?
そんなことの全国ランキングでありますね。
対象となるのは日本国内。
ランキング作成にあたり元データが必要となりますが、気象庁のデータを参考にしてランキングを見ていきます。
最大日降水量ランキング
それではランキングです。 (各地点の観測史上1位の値を使ってランキングを作成)
順位 | 都道府県 | 地点 | mm | 起日 |
1 | 神奈川県 | 箱根 | 922.5 | 2019年10月12日 |
2 | 高知県 | 魚梁瀬 | 851.5 | 2011年7月19日 |
3 | 奈良県 | 日出岳 | 844.0 | 1982年8月2日 |
4 | 三重県 | 尾鷲 | 806.0 | 1968年9月26日 |
5 | 香川県 | 内海 | 790.0 | 1976年9月11日 |
6 | 沖縄県 | 与那国島 | 765.0 | 2008年9月13日 |
7 | 三重県 | 宮川 | 764.0 | 2011年7月19日 |
8 | 愛媛県 | 成就社 | 757.0 | 2005年9月6日 |
9 | 高知県 | 繁藤 | 735.0 | 1998年9月24日 |
10 | 徳島県 | 剣山 | 726.0 | 1976年9月11日 |
11 | 宮崎県 | えびの | 715.0 | 1996年7月18日 |
12 | 高知県 | 本川 | 713.0 | 2005年9月6日 |
13 | 宮崎県 | 鳴門 | 694.5 | 2022年9月18日 |
14 | 静岡県 | 湯ヶ島 | 689.5 | 2019年10月12日 |
15 | 和歌山県 | 色川 | 672.0 | 2001年8月21日 |
16 | 奈良県 | 上北山 | 661.0 | 2011年9月3日 |
17 | 高知県 | 池川 | 644.0 | 2005年9月6日 |
18 | 徳島県 | 福原旭 | 641.5 | 2011年7月19日 |
19 | 埼玉県 | 浦山 | 635.0 | 2019年10月12日 |
20 | 沖縄県 | 多良間 | 629.0 | 1988年4月28日 |
という結果となりました。
北海道東北がなく西日本とりわけ四国が多い
ランキングを見てみると、面白い傾向というのもあります。
それが北海道と東北が1つもランクインしていないという点が1点。
1日に関するランキングについてはそうした結果となっており、面白い光景かなと思います。
その代わりといっては何ですが、これらの地域は雪も降ったりしますからね。
そして記録を見てみると西日本が多くランクインしていると共に、中でも四国の数がとても多くなっています。
20個の記録がランクされていますが、その中で四国の記録が8つ。
愛媛県以外の県がランクインしており、これらはもしかすると台風とも関係しているかもしれませんね。
2000年以降の記録も多い
地域的な特性としてはそうした結果となりましたが、記録日を見てみるとまた違う形で傾向があります。
全20記録の中で、2000年以降に記録されているのが13個となっています。
13/20ということで、2000年以降により大きな雨が降っている。
そんなこともデータとしてみることが出来ます。
ゲリラ豪雨なんて言葉が言われるようになって久しいですが、そうした現象が起きていることを現しているのかな?
そんな風にとらえることもできそうな結果といえる側面があるのかもしれませんね。
日本の雨のランキング色々!
他にも日本の雨のランキングがあります。
・【日本の気象ランキング】全国観測史上最大10分間降水量ランキング
・【日本の気象ランキング】全国観測史上最大1時間降水量ランキング
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