映画
古くから娯楽の一つとして楽しまれてきた映画。
現在でもその人気は高くなっていますね。
ブルーリボン賞
そんな映画でありますが、様々な賞があることでも知られています。
様々な団体が映画の賞を設置しており、監督や俳優など、様々な賞を授与している。
そんな光景もそれほど珍しいものではないですね。
そんな賞の一つには「ブルーリボン賞」というものもありまして。
こちらの賞は東京のスポーツ7紙が主催していて、スポーツ報知、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、東京スポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツからなります。
監督別歴代監督賞受賞回数
ブルーリボン賞には、部門賞というものも設定されておりまして。
その部門は細かく分かれていたりするのですが、その一つとなっているのが「監督賞」。
その名の通り映画監督を賞する賞でありまして、優秀と認められた監督さんが毎年選出されています。
歴代の受賞者を見てみると、実に様々な監督さんが受賞されていることも分かります。
そこで今回はその監督賞に注目し、監督別のブルーリボン賞監督賞受賞回数をランキング形式で見ていきたいと思います。
監督別ブルーリボン賞監督賞受賞回数ランキング
それではランキングです。
※敬称略
順位 | 監督名 | 受賞回数 |
1 | 今井 正 | 4 |
2 | 市川 崑 | 3 |
2 | 北野 武 | 3 |
2 | 西川 美和 | 3 |
5 | 今村 昌平 | 2 |
5 | 山田 洋次 | 2 |
5 | 深作 欣二 | 2 |
5 | 森田 芳光 | 2 |
5 | 周防 正行 | 2 |
5 | 是枝 裕和 | 2 |
5 | 石井 裕也 | 2 |
5 | 白石 和彌 | 2 |
13 | 小津 安二郎 | 1 |
13 | 成瀬 巳喜男 | 1 |
13 | 溝口 健二 | 1 |
13 | 豊田 四郎 | 1 |
13 | 田坂 具隆 | 1 |
13 | 伊藤 大輔 | 1 |
13 | 勅使河原 宏 | 1 |
13 | 山本 薩夫 | 1 |
13 | 山根 成之 | 1 |
13 | 野村 芳太郎 | 1 |
13 | 鈴木 清順 | 1 |
13 | 根岸 吉太郎 | 1 |
13 | 伊丹 十三 | 1 |
13 | 黒澤 明 | 1 |
13 | 熊井 啓 | 1 |
13 | 原 一男 | 1 |
13 | 和田 誠 | 1 |
13 | 舛田 利雄 | 1 |
13 | 篠田 正浩 | 1 |
13 | 滝田 洋二郎 | 1 |
13 | 神代 辰巳 | 1 |
13 | 金子 修介 | 1 |
13 | 原田 眞人 | 1 |
13 | 大島 渚 | 1 |
13 | 阪本 順治 | 1 |
13 | 行定 勲 | 1 |
13 | 崔 洋一 | 1 |
13 | 佐藤 純彌 | 1 |
13 | 新藤 兼人 | 1 |
13 | 内田 けんじ | 1 |
13 | 大森 立嗣 | 1 |
13 | 呉 美保 | 1 |
13 | 橋口 亮輔 | 1 |
13 | 片渕 須直 | 1 |
13 | 真利子 哲也 | 1 |
13 | 中野 量太 | 1 |
13 | 早川 千絵 | 1 |
というランキングとなりました。
ランキング1位には今井正氏
監督別ブルーリボン賞監督賞受賞回数ランキング1位となったのは、今井正氏となりました。
監督賞受賞回数は4回。
唯一4度受賞している監督さんとなっており、単独での1位となっていますね。
名だたる監督がいる中での1位ですので、これは嬉しい所ではないでしょうか。
ランキング2位には市川崑氏、北野武氏、西川美和氏がランクイン。
いずれも3度受賞しています。
ランキングを見てみると複数回受賞している監督さんがそもそも多くないということもよくわかりますね。
歴代受賞者&作品
最後に歴代のブルーリボン賞監督賞受賞者と作品を見て終わろうと思います。
回 | 年度 | 監督賞 | 作品 |
1 | 1950年度 | 今井 正 | また逢う日まで |
2 | 1951年度 | 小津 安二郎 | 麦秋 |
3 | 1952年度 | 成瀬 巳喜男 | おかあさん |
4 | 1953年度 | 今井 正 | ひめゆりの塔 |
5 | 1954年度 | 溝口 健二 | 近松物語 |
6 | 1955年度 | 豊田 四郎 | 夫婦善哉 |
7 | 1956年度 | 今井 正 | 真昼の暗黒 |
8 | 1957年度 | 今井 正 | 米 純愛物語 |
9 | 1958年度 | 田坂具隆 | 陽のあたる坂道 |
10 | 1959年度 | 市川 崑 | 鍵 野火 |
11 | 1960年度 | 市川 崑 | おとうと |
12 | 1961年度 | 伊藤 大輔 | 反逆児 |
13 | 1962年度 | 市川 崑 | 私は二歳 破戒 |
14 | 1963年度 | 今村 昌平 | にっぽん昆虫記 |
15 | 1964年度 | 勅使河原 宏 | 砂の女 |
16 | 1965年度 | 山本 薩夫 | にっぽん泥棒物語 証人の椅子 |
17 | 1966年度 | 山田 洋次 | 運が良けりゃ |
18 | 1975年度 | 深作 欣二 | 仁義の墓場 県警対組織暴力 |
19 | 1976年度 | 山根 成之 | さらば夏の光よ パーマネント・ブルー 真夏の恋 |
20 | 1977年度 | 山田 洋次 | 幸福の黄色いハンカチ |
21 | 1978年度 | 野村 芳太郎 | 鬼畜 事件 |
22 | 1979年度 | 今村 昌平 | 復讐するは我にあり |
23 | 1980年度 | 鈴木 清順 | ツィゴイネルワイゼン |
24 | 1981年度 | 根岸 吉太郎 | 遠雷 狂った果実 |
25 | 1982年度 | 深作 欣二 | 蒲田行進曲 |
26 | 1983年度 | 森田 芳光 | 家族ゲーム |
27 | 1984年度 | 伊丹 十三 | お葬式 |
28 | 1985年度 | 黒澤 明 | 乱 |
29 | 1986年度 | 熊井 啓 | 海と毒薬 |
30 | 1987年度 | 原 一男 | ゆきゆきて、神軍 |
31 | 1988年度 | 和田 誠 | 怪盗ルビイ |
32 | 1989年度 | 舛田 利雄 | 社葬 |
33 | 1990年度 | 篠田 正浩 | 少年時代 |
34 | 1991年度 | 北野 武 | あの夏、いちばん静かな海。 |
35 | 1992年度 | 周防 正行 | シコふんじゃった。 |
36 | 1993年度 | 滝田 洋二郎 | 僕らはみんな生きている |
37 | 1994年度 | 神代 辰巳 | 棒の哀しみ |
38 | 1995年度 | 金子 修介 | ガメラ 大怪獣空中決戦 |
39 | 1996年度 | 北野 武 | キッズ・リターン |
40 | 1997年度 | 原田 眞人 | バウンス ko GALS |
41 | 1998年度 | 北野 武 | HANA-BI |
42 | 1999年度 | 大島 渚 | 御法度 |
43 | 2000年度 | 阪本 順治 | 顔 |
44 | 2001年度 | 行定 勲 | GO |
45 | 2002年度 | 崔 洋一 | 刑務所の中 |
46 | 2003年度 | 森田 芳光 | 阿修羅のごとく |
47 | 2004年度 | 是枝 裕和 | 誰も知らない |
48 | 2005年度 | 佐藤 純彌 | 男たちのYAMATO |
49 | 2006年度 | 西川 美和 | ゆれる |
50 | 2007年度 | 周防 正行 | それでもボクはやってない |
51 | 2008年度 | 是枝 裕和 | 歩いても歩いても |
52 | 2009年度 | 西川 美和 | ディア・ドクター |
53 | 2010年度 | 石井 裕也 | 川の底からこんにちは |
54 | 2011年度 | 新藤 兼人 | 一枚のハガキ |
55 | 2012年度 | 内田 けんじ | 鍵泥棒のメソッド |
56 | 2013年度 | 大森 立嗣 | ぼっちゃん しょなら渓谷 |
57 | 2014年度 | 呉 美保 | そこのみにて光輝く |
58 | 2015年度 | 橋口 亮輔 | 恋人たち |
59 | 2016年度 | 片渕 須直 | この世界の片隅に |
60 | 2017年度 | 白石 和彌 | 彼女がその名を知らない鳥たち |
61 | 2018年度 | 白石 和彌 | 孤狼の血 止められるか、俺たちを サニー/32 |
62 | 2019年度 | 真利子 哲也 | 宮本から君へ |
63 | 2020年度 | 中野 量太 | 浅田家! |
64 | 2021年度 | 西川 美和 | すばらしき世界 |
65 | 2022年度 | 早川 千絵 | PLAN 75 |
66 | 2023年度 | 石井 裕也 | 月 愛にイナズマ |
ブルーリボン賞のランキング色々
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