出生
日々新しく生まれてくる命。
これがなければ人口は増えることがありません。
合計特殊出生率
日本でも日々新しく生まれている命。
そうした出生に関するデータというのも毎年とられており、様々なデータが存在しています。
その一つとなっているのが「合計特殊出生率」というもの。
なんだか特殊という名前がついていて、文字列だけを見ると特別なものといった印象を受けますが・・・。
合計特殊出生率とは「一人の女性が生涯に産むと推定される子供の数を表す指針」とされています。
意味が分かればそれほど難解なものでもありませんね。
年別合計特殊出生率
さて、この合計特殊出生率というものについてみていくわけでありますが、このデータも毎年とられており、その数字は年によって違います。
時代背景や環境も年ごとに違いますので、それも道理というものですね。
合計特殊出生率が高い年もあれば低い年も当然出てきます。
特に近年は少子化が顕著といわれており、人口減少に転じたことも話題となりました。
そこで今回は年別の特殊出生率が低い方から順にランキング形式で見ていきたいと思います。
ランキングを作成するにあたり年別の合計特殊出生率が必要となりますが、今回は政府統計の窓口e-Statで公表されているデータを参考にしています。
年別日本の合計特殊出生率が低いランキング
それではランキングです。
順位 | 年 | 合計特殊出生率 |
1 | 2023年 | 1.20 |
2 | 2022年 | 1.26 |
2 | 2005年 | 1.26 |
4 | 2004年 | 1.29 |
4 | 2003年 | 1.29 |
6 | 2021年 | 1.30 |
7 | 2006年 | 1.32 |
7 | 2002年 | 1.32 |
9 | 2020年 | 1.33 |
9 | 2001年 | 1.33 |
11 | 2007年 | 1.34 |
11 | 1999年 | 1.34 |
13 | 2019年 | 1.36 |
13 | 2000年 | 1.36 |
15 | 2009年 | 1.37 |
15 | 2008年 | 1.37 |
17 | 1998年 | 1.38 |
18 | 2011年 | 1.39 |
18 | 2010年 | 1.39 |
18 | 1997年 | 1.39 |
21 | 2012年 | 1.41 |
22 | 2018年 | 1.42 |
22 | 2014年 | 1.42 |
22 | 1995年 | 1.42 |
25 | 2017年 | 1.43 |
25 | 2013年 | 1.43 |
25 | 1996年 | 1.43 |
28 | 2016年 | 1.44 |
29 | 2015年 | 1.45 |
29 | 1993年 | 1.46 |
31 | 1994年 | 1.50 |
31 | 1992年 | 1.50 |
33 | 1991年 | 1.53 |
34 | 1990年 | 1.54 |
35 | 1989年 | 1.57 |
36 | 1966年 | 1.58 |
37 | 1988年 | 1.66 |
38 | 1987年 | 1.69 |
39 | 1986年 | 1.72 |
40 | 1981年 | 1.74 |
41 | 1980年 | 1.75 |
42 | 1985年 | 1.76 |
43 | 1982年 | 1.77 |
43 | 1979年 | 1.77 |
45 | 1978年 | 1.79 |
46 | 1983年 | 1.80 |
46 | 1977年 | 1.80 |
48 | 1984年 | 1.81 |
49 | 1976年 | 1.85 |
50 | 1975年 | 1.91 |
51 | 1961年 | 1.96 |
52 | 1962年 | 1.98 |
53 | 1963年 | 2.00 |
53 | 1960年 | 2.00 |
55 | 1959年 | 2.04 |
55 | 1957年 | 2.04 |
57 | 1974年 | 2.05 |
57 | 1964年 | 2.05 |
59 | 1958年 | 2.11 |
60 | 1970年 | 2.13 |
60 | 1969年 | 2.13 |
60 | 1968年 | 2.13 |
63 | 1973年 | 2.14 |
63 | 1972年 | 2.14 |
63 | 1965年 | 2.14 |
66 | 1971年 | 2.16 |
67 | 1956年 | 2.22 |
68 | 1967年 | 2.23 |
69 | 1955年 | 2.37 |
70 | 1954年 | 2.48 |
71 | 1953年 | 2.69 |
72 | 1952年 | 2.98 |
73 | 1951年 | 3.26 |
74 | 1950年 | 3.65 |
75 | 1949年 | 4.32 |
76 | 1948年 | 4.40 |
77 | 1947年 | 4.54 |
というランキングとなりました。
ランキング1位は2023年
年別日本の合計特殊出生率が低い年ランキング1位となったのは、2023年となりました。
合計特殊出生率は1.20。
今回のランキングの中で、2023年は最新の年。
最新年が過去最低を記録してしまったということになります。
ランキング2位となったのは2005年と2022年。
合計特殊出生率は1.26。
2022年は最新の1年前の記録。
2005年もそれほど古い記録ではなく、近年合計特殊出生率もかなり低下傾向にあることが分かります。
出生のランキング色々
・【統計/出生】年別日本の出生率が高い年ランキング(人口千対)
・【統計/出生】年別日本の出生率が低い年ランキング(人口千対)
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