【地方別ランキング】地方別人口増減率ランキング(2015年→2020年)

日本地図地区ごと色塗り 統計

地方別ランキング

日本は47都道府県がありますが、それを地方ごとに分けることもできます。

その地方ごとの人口増減率が今回のお話。

 

地方別の人口増減率

今回のランキングは地方別の人口増減率。

日本を10個の地域に分けて、ランキングしていきます。

地方の定義は下記10地域とします。

1.北海道地方

2.東北地方(青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県)

3.関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)

4.甲信越地方(新潟県、長野県、山梨県)

5.北陸地方(富山県、石川県、福井県)

6.東海地方(愛知県、岐阜県、静岡県、三重県)

7.近畿地方(大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、兵庫県、奈良県)

8.中国地方(広島県、鳥取県、島根県、岡山県、山口県)

9.四国地方(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)

10.九州・沖縄地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)

色分けするとこんな感じに。

ランキングを作成するにあたり元データが必要となりますが、今回参考にしたデータは総務省統計局のデータです。



ランキング

それでは人口増減率ランキング、見ていきましょう。

順位 地方 増減率(%) 人口増減(人)
1 関東地方 1.53 658,410
2 東海地方 -0.71 -106,588
3 近畿地方 -0.88 -183,092
4 九州・沖縄地方 -1.41 -203,457
5 北陸地方 -2.42 -72,873
6 中国地方 -2.46 -183,311
7 北海道地方 -2.92 -157,119
8 甲信越地方 -3.41 -178,741
9 四国地方 -3.89 -149,633
10 東北地方 -4.14 -371,612

赤字になっているところは、減少しているところです。

 

関東地方以外は減少傾向

こうしてランキングを作ってみるとよくわかりますが、関東地方以外は減少していることが分かります。

関東といっても、増加しているのは首都圏のみ。

北関東は減少傾向となっているので、首都圏のみがちょっと特殊な感じになっていますね。

それ以外にも都道府県ごとに増加しているところもあるのですが、日本全体的には減少傾向となっているので、減少していて当たり前です。

既に全体的に減少傾向となっているので、増えている方がちょっと異常な感じにも感じてしまいますね。

それだけ首都圏に人口が集中してきているということでもあります。



増減数と増減率でランキングが全然違う

実際の増減数と人口に対する人口増減率を比べると、順位が全く違っています。

1位の関東地方と、10位の東北地方は同じなのですが、それ以外は全く違った結果に。

人数が多くても元々の人口が多いために率にするとそれほどでもないなんてところもあります。

近畿地方に特にその傾向がありますね。

絶対数と相対数みたいな感じの比較となりますが、ランキングにしてみるとなかなか興味深いところです。

当たり前ですが、決して均一にはなっていませんよね。

 

日本全体では-0.71%の減少

日本全体での話となりますが、人口は減少傾向にあります。

その減少率は、2015年~2020年の5年間で-0.71%。

人口の1%弱が5年間で減少しているということになっています。

日本の総人口が減少に転じたというニュースも結構記憶に新しいところですが、今後は更に減少していくなんて言われていますよね。

最終的には1億人を割るなんて予測もあるようで。

国土に対する人口としてはかなり多いとは思うのですが、人口減少がどういった影響を与えていくのか、ちょっと不安になるところもありそうです。




 

コメント

タイトルとURLをコピーしました