【日本の気象ランキング】全国観測史上最大瞬間風速ランキング

気象

日本の国土はそれほど大きくはありませんが、それぞれの土地に気象条件は違っています。

四季があり、それぞれの季節によっても変わっていますね。

気象といっても色んな気象が世の中にはあるものです。

晴れ、曇り、雨、雪、風、気温・・・。

今回は気象の中でもとりわけ「風」に注目してみたいと思います。

様々な気象条件がある中で、風が強い日もあれば、弱い日もありまして。

全く風がない無風なんて状態もあるかもしれませんね。

風が強い日には外出したくないな～なんて思うことも少なくないでしょう。

そうした風でありますが、風の受け取り方も様々。

天気予報などでもよく風速予報が出ていたりもします。

それをみながら今日は風が強そうだな～とか、風がなさそうだな～なんて思ったり。

そんな風の表現方法の一つとして「最大瞬間風速」というのがあります。

これは特定の瞬間の風の強さを表したもの。

風の強さが瞬間的にこれだけ吹きました！ということですね。

今回はそのランキングを見ていきたいと思います。

対象となるのは日本国内。

ランキング作成にあたり元データが必要となりますが、気象庁のデータを参考にしてランキングを見ていきます。

それではランキングを見ていきましょう。(各地点の観測史上1位の値を使ってランキングを作成)

という結果となりました。

最大瞬間風速のランキングを見てみると、沖縄県が多数ランクインしているのが分かります。

全部で20個の記録がランクインしているわけでありますが、そのうち沖縄県の記録が9個！

約半数近くが沖縄県で記録されている瞬間最大風速ということになります。

それ以外は山でも観測されており、1位となっている富士山や20位の雲仙岳なんかが山の記録としてランクインしていますね。

一方記録された日に注目してみると、9月に集中していることが分かります。

20記録中、11記録が9月に集中しており半数以上が9月に記録されたということになっていますね。

その前後である8月や10月の記録も目立ちます。

この時期は何か？といえば、日本では台風シーズンと呼ばれる台風がよく上陸する月。

台風は強風が吹いたりすることでも知られ、その影響がこうした結果にも反映されているという形になっているようです。

それは沖縄県が多数ランクインしていることにも影響していそうですね。

他にも日本の風に関するランキングがあります。